その昔 王様が乗った輿 |
この日はもうすぐとりおこなわれるという王女さま(5女の)の結婚式のための
音楽隊の練習がおこなわれていました。様々な金属製のおわんのようなものを
たたいたり、ガムランや、笛などを合わせていましたが、時間差で聞こえてくる
その響きは合ってるのか、合ってないのか・・・よくわかりません。おじいちゃんの
家来の方(家来は今でも王様に仕えているのだそうです)が出遅れているような
気がしましたけど・・。
現在の王様は、先の大統領選挙では、副大統領も務められたそうです。
政治に対する姿勢の違いから一期のみで辞されたそうです。
ジョグジャカルタは、ずっと王様の世襲制でジョグジャカルタを治めて
来られたそうですが、他の県と同様にそろそろ、民主的に投票で知事を
選んだらどうかという意見もあるらしいのです。
でも、なんせ、王宮や古い遺跡となった王宮跡などに家来といわれる人を
たくさん抱え、またジョグジャカルタの街の9割が王様の土地だそうですから、
他の人が選挙で選ばれる可能性は限りなく低いかもしれません。
王様の家来
頭にはバティックの布製の帽子(髪の毛をくるんでいる)。腰には聖剣クリス。足は王宮内ははだし。といういでたちの家来の方たち。ちょっと高齢化してるかも。
←クリス
王様の選挙についてふれましたが、インドネシアでは、選挙が近づくとそこかしこに
大きな、おじさん達の顔写真がついた看板が立ち並びます。
なんでも、ここインドネシアでは文字が読めない人達でも投票できるように、投票し
たい人の顔のところに穴をあけて、意思表示をすることになっているからだそうです。
島々によって、また村によっても言葉や文字も違い、インドネシア語(この言葉で
統一しようとして作られた)も、高齢者にはわからない人も多いそうなので、とても
良い方法ですよね。
でも、すごいイケメンだったら、顔に穴があけられないかも・・・と思うのは私だけで
しょうか。中年のおじさんばかりで(失礼)、看板を見る限りそれは余計な心配かも
しれません。
NOCCO
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