2010年11月29日月曜日

JUSTICE「正義」

この秋、素敵な本に出会いました。ハーバード大学マイケル・サンデル教授の
「これからの正義の話をしよう」と「ハーバード白熱教室講義録」です。

殺人に正義はあるのか?、命に値段はつけられるのか?課税に正義はあるのか?
サンデル教授の講義の中でとりあげる例題は時には非常にショッキングであったり、
厳しい批判のようでもあったりするのですが、その根底にある哲学を私達に身近に
考えられるように巧妙に取り上げられています。

サンデル教授は、講義の名手と言われるそうですが、本の中でさえ、学生さん達との
熱いやりとり、知識を得て納得へそして新たな疑問へと展開していく講義の中の興奮
が伝わってきます。

学問てこんなに、楽しいものなんだ、とあらためて感じました。
哲学は、古くて堅苦しいものなんて大間違い。
今の社会にこそ必要な社会正義。それを考える意欲がわく本でした。
心躍る体験ができますよ。


2010年11月25日木曜日

今年も残すところ・・・


今年も年賀状を注文し、郵便局から届きました。もう、こんな季節ですね。来年の干支はうさぎ。
可愛い絵柄のものが、街にもあふれています。この頃は、ネットでのやり取りが多くなっていますが、一年に一度。年の初めのご挨拶だけは、やっぱり年賀状で、と思います。来る年が皆様にとって明るい良い年になりますよう願いをこめて、出したいと思います。





2010年11月21日日曜日

紅葉

街の中が、美しい色に染まっています。
写真は昨日、家の近くの金山公園で撮影したものです。
金山公園は、桜の木が多いので赤や、オレンジの葉が、温かな色彩を楽しませてくれます。

今日は、早朝から、長野県の園原にドライブしてきました。
午前9時半頃、園原に着きました。
紅葉が終わった山々は茶色に変わり、地面や、落ち葉を見るととても白っぽいことに
気づきました。なんと、すでに霜が降りていたんですね。
標高800メートルの園原・・こちらは既に冬の色でした。

高速道路が混みだす前に、名古屋に引き返しましたが、恵那のサービスエリアのスター
バックスでカプチーノを飲みました。冷たい澄んだ空気の中、美味しく感じました。

2010年11月15日月曜日

所長のおみやげ

所長が、昨日研修会に参加しました。


場所は、大阪。
出張に行ってもお土産があったり、なかったり。あっても、いまいちだったり・・・。

でも、今回は大ヒットでした。美味しいし、可愛いし。

こんなお土産なら、セミナー、勉強会・・・たくさん行ってください。
所長は、セミナーの内容に大興奮。私達は、可愛いプリンに大騒ぎとなりました。

プリンはブリュレ風ほろにがカラメルとローストシュガー付き、美味しいスマトラコーヒー(スターバックス)とともに頂きました。

2010年11月12日金曜日

カニ漁解禁 美味しい冬

昨日、金沢でカニを買ってきました。
金沢を訪れた人なら誰でも知っている近江町市場で、行きつけのお店で
買いました。
カニは11月7日に解禁日を迎えたばかり。海が荒れたりすると、漁獲高に
影響が出てしまうそうですが、それでも今のところ、平年並みとか。
店頭には、宝物のように大切に並べられているように感じたのは私だけでしょうか。
だって、お値段が・・・。
それから、ズワイのメス(香箱と呼ばれています)のお腹にいっぱいついた卵、新鮮
なカニならではの味わいが楽しめそうです。

他にも、おでんにすると最高の源助大根や蓮根、五郎島のおいも等美味しい加賀野菜
も手に入れました。
当分ご馳走が食べられそうです。

2010年11月9日火曜日

冬が近づいて

事務所の窓から見える木々が黄色から茶色に変わってきました。
今朝は、少し冷え込み冬に一気に近づいたように感じます。

年末から、3月中旬まで忙しく過ごす私たちの業界。
寒さに向かうこの季節が仕事量からすると、少しほっと出来る時期
なのですが、心は、既に緊張を始めています。
繁忙期の間体調を
崩し周囲に迷惑をかけてはいけないので、インフルエンザの予防接種。
抵抗力を高めるための手洗いうがい。そして毎日のウォーキング。
元気に乗り切れますようにと、今から準備しておかないといけません。


さて、先日のお話の続き。
株式会社が世界で初めて創られたのは、オランダ人がインドネシア
とオランダに設立した東インド会社だとお話しました。
胡椒の貿易で儲けた9人のオランダ商人がアムステルダムに集まって
共同して船を造り、胡椒を輸入し、売上の1%を利益として受け取ることを
条件に、仲間に呼びかけたのがもともとの起こりです。インドネシアまでの
航海には多額のお金がかかり、船が無事帰ってくるかどうか分からなかっ
たからですね。
具合よくいけば大儲けのチャンス。しかし、船が難破すれば出資したお金は、
泡と消えます。リスクが非常に大きかったために、大勢の人間がお金
を出し合ってリスクを分担し、一人ではできない大きな仕事の仕組を作り出し
たんですね。

リスクを小さく、分け前を大きく・・・昔の人達のとても合理的な発想で株式会
社が作られたんですね。

では、次回はいよいよ会計事務所のブログらしく、簿記の
起こりについてお話しましょう。


では、そろそろコヒーブレイク。きょうは、インドネシアとパプアニューギニアのコーヒ
ー豆をブレンドしたアニバーサリー(スターバックス)ブレンドでほっと一息。

2010年11月4日木曜日

秋晴れ

昨日に続き今日も素晴らしい秋晴れです。空気が冷たくて肌を引き締められ、そしてそこに温かな日差しが降り注いでくれます。
今日も一日、頑張ろう・・・そんな気持ちが湧いてきます。

以前からインドネシアのコーヒー豆についてお話してきましたが、現在の経済社会を担う<株式会社>の世界で初めての誕生は、この地にあることはご存知でしょうか。

インドネシアは熱帯に属し、さまざまな自然の産物に恵まれてきました。そこに目をつけた、オランダの商人が東インド会社を設立し、オランダとインドネシアのジャワ島の双方に本拠を置き、インドネシアで
手に入れた胡椒、紅茶、珈琲など希少価値のある嗜好品をヨーロッパに持ち帰って儲けました。
時は、1602年(慶長7年)徳川家康が江戸幕府を開く1年前、現在のインドネシア(当時はマレー諸島といっていた)に世界で初めての株式会社が創られました。

現代社会において膨大な人間の働く職場を生み出した株式会社という組織が、なぜ創られたのかは、また次回にお話することにして・・・。

この当時日本の人口は、約1千万人、オランダは人口わずか200万人に過ぎない資源も乏しい小国だったということです。オランダは生きのびていく道を貿易に求めたのですね。

こんなことを、思いながら、インドネシアの珈琲を飲むと、味わいも深みが増しますね。