2011年10月24日月曜日

インドネシアの労働者

こんにちは。日本に帰ってきて思ったよりも寒くなく、
快適な毎日を過ごしているインドネシア特派員のヒゲです。

さて、今日は税金の話を少し離れ、
インドネシアの労働者に関するデータについて書きたいと思います。

まず学歴別に見た労働者人口の割合ですが、2011年2月時点の
国家統計庁のデータによると、

1. 小学校中退/小学校にいかず 21%
2. 小卒            28.53%
3. 中卒            19.07%
4. 高卒            23.44%
5. 大卒            7.96%

となっており、まだまだ大卒者は一握りのエリートであることが伺えます。

また、小卒以下が49.53%と労働人口の約半分を占めており、
義務教育が終わった中卒を合わせると68.6%となっています。
経済成長著しいインドネシアとはいえ、義務教育を終えただけで、
あるいは義務教育を終えることなく就労を余儀なくされている人が
まだまだ沢山いることがわかります。

インドネシアでビジネスを展開(雇用)するには、こういったデータも
頭に入れておく必要があるように思います。

また、インドネシアの失業率ですが、同じく中央統計局のデータでは、
2011年2月時点で6.80%となっています。
2009年8月が7.87%、2010年2月が7.41%、2010年8月が7.14%ですので、
ここ2年は一貫して失業率が改善されてきており、このあたりからも
インドネシア経済の力強さが伺えるような気がします。

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