インドネシア特派員のヒゲです。
今週は、先週に引き続きKOMPAS紙の記事を紹介したいと思います。
去る8月25日付のKOMPAS紙で、
インドネシアの銀行における預金残高が伸びているという記事がありました。
今年1月の時点で預金残高が約2330.58兆ルピア(約23,3兆円)だったのが、
7月の時点で2494.71兆ルピア(約24,5兆円)になったそうです。
特に伸びを見せたのが定期預金のようです。
これは、言い換えれば一定期間口座に寝かせることができる資金、
余剰資金が多くなっているということを示していると思います。
一方で、同じ日の別の記事では、
クレジットカードの決済金額も順調に伸びていると言う事で、
余剰資金を定期預金で運用する一方で、
日々の消費も活発であることが示唆されています
(もちろん、クレジットカードで決済している人全員が必ずしも
余剰資金を潤沢に持っているというわけでもなく、他人事ながら
「カード破産とか大丈夫なのかな」と思ったりもしますが、、、)。
最近スーパーで買い物をしたり、レストランで食事をしていると、
かなりの人がクレジットカードで決済をしており、
ただただ驚かされるばかりなのですが、
中央統計庁のデータといい、景気のいい話が周りにあふれています。
ひげさんへ
返信削除私達日本人には知ることが難しい、日常の中でのお金に
関するインドネシアの人達の変化を教えてくださってありがとうございます。なんか、急に変化しているって感じですね。
クレジット社会に慣れてない人たちが、便利さに飲み込まれていくと・・心配ですね。