こんにちは。
梅雨空が続く中いかがお過ごしでしょうか。
インドネシア特派員のヒゲです。
今日は、6月18日付の日本経済新聞の記事から。
6月18日の日経新聞を読んでいると、
「通貨安進むインドネシア」という記事が目に飛び込んできました。
「ほぉ、最近はルピア高だったけど、他の新興国の例に漏れず、
インドネシアもついに通貨安になってきたか」と記事を読んでみてびっくり。
「通貨安」と言われた対ドルレートは9500ルピア前後でした。
記事によればこのレートは2009年後半以来ということで、
確かに「ルピア安」といえるレートなのでしょう。
しかし、つい4,5年前までは1ドル1万2千ルピアというレートがあり、
1万ルピア以上というのが常という時代がありました。
1万ルピアを切った頃のことは良く覚えていますが、
その時は久しぶりの1万ルピア切りに驚いたものでした。
記事には「内需大国のインドネシアではルピア安による輸入物価の上昇が
インフレにつながる」と書かれてありました。
これまでも、ルピア安になる度にインフレが問題となっていました。
しかし、1ドル1万2千ルピアという時代もなんとか乗り越え、
今の成長期を迎えるに至りました。
インドネシアの底力はまだまだこんなものじゃない、と言う気もします。
いずれにしても、グローバル社会の中為替が国内経済に及ぼす
影響が大きいのは日本もインドネシアも同じ。
しばらく為替の動向から目が離せませんね。
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