2011年8月17日水曜日

バナナの心臓(jantung pisang)

インドネシアには「バナナの心臓(jantung pisang ジャントゥン ピサン)」と呼ばれる食材があります。野菜売り場で売られているこれ↓。
一体なんだと思いますか?




実はこれ、バナナの花のつぼみなんです。



たけのこのように何枚もの皮(花びら?)に覆われていて調理するときにはそれを一枚ずつ剥がしていきます。途中でバナナになるはずだったたくさんのめしべが並んで出てきます。





白くやわらかい部分が出てくるまで皮をむきます。




















あとはナイフで削るように切り、スープなどに入れて食べます。そのものに味やにおいはほとんどなく、シャキシャキした食感が特徴です。















インドネシア人の友人の家でこの食材に出会ったときは見た目もバナナのつぼみということにも衝撃を受けました。
せっかく調理の仕方を教えてもらったのですが、なかなか自分で買ってきてまで料理してみようと思えないインドネシア食材の一つです。

2 件のコメント:

  1. へ~~~、面白いですね。
    見たことないもの見ました。
    へ~~~と何回も、言ってしまいました。
    また、珍しいものおしえてくださいね。

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  2. コメントありがとうございます。
    形も色もちょっとグロテスクですよね…
    友人には申し訳ないのですが、これを使って作ってくれた料理を食べるのにはちょっと勇気が要りました。
    なんでも食べれば食べられるものだなぁといたく感心してしまいました。

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