2010年11月9日火曜日

冬が近づいて

事務所の窓から見える木々が黄色から茶色に変わってきました。
今朝は、少し冷え込み冬に一気に近づいたように感じます。

年末から、3月中旬まで忙しく過ごす私たちの業界。
寒さに向かうこの季節が仕事量からすると、少しほっと出来る時期
なのですが、心は、既に緊張を始めています。
繁忙期の間体調を
崩し周囲に迷惑をかけてはいけないので、インフルエンザの予防接種。
抵抗力を高めるための手洗いうがい。そして毎日のウォーキング。
元気に乗り切れますようにと、今から準備しておかないといけません。


さて、先日のお話の続き。
株式会社が世界で初めて創られたのは、オランダ人がインドネシア
とオランダに設立した東インド会社だとお話しました。
胡椒の貿易で儲けた9人のオランダ商人がアムステルダムに集まって
共同して船を造り、胡椒を輸入し、売上の1%を利益として受け取ることを
条件に、仲間に呼びかけたのがもともとの起こりです。インドネシアまでの
航海には多額のお金がかかり、船が無事帰ってくるかどうか分からなかっ
たからですね。
具合よくいけば大儲けのチャンス。しかし、船が難破すれば出資したお金は、
泡と消えます。リスクが非常に大きかったために、大勢の人間がお金
を出し合ってリスクを分担し、一人ではできない大きな仕事の仕組を作り出し
たんですね。

リスクを小さく、分け前を大きく・・・昔の人達のとても合理的な発想で株式会
社が作られたんですね。

では、次回はいよいよ会計事務所のブログらしく、簿記の
起こりについてお話しましょう。


では、そろそろコヒーブレイク。きょうは、インドネシアとパプアニューギニアのコーヒ
ー豆をブレンドしたアニバーサリー(スターバックス)ブレンドでほっと一息。

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