2010年12月3日金曜日

慣用句から見るインドネシア

前回に引き続き、今回はインドネシアの慣用句をご紹介します。
その言葉からは私たち日本人には意味が想像し難いものや、なるほどと思ってしまうものまで様々です。


「kepala batu」
直訳:石頭
意味:頑固者

「kepala besar」
直訳:大きい頭
意味:高慢

「otak udang」
直訳:エビの脳みそ
意味:バカ、大したことが考えられない

「cuci mata」
直訳:眼を洗う
意味:目の保養

「mata sapi」
直訳:牛の眼
意味:目玉焼き

「mata mata」
直訳:眼と眼
意味:スパイ

「amplop」
直訳:封筒
意味:賄賂

「hijau」
直訳:緑色
意味:青い(人柄やすることが未熟)

「bagai berumah di tepi tebing」
直訳:土手に建つ家
意味:いつも不安がある

「bagai air di daun talas」
直訳:里芋の葉の上の水
意味:意見がすぐ変わる人

「jatuh di atas tilam」
直訳:ふとんの上に落ちる
意味:損にならないこと

「besar bungkus tak berisi」
直訳:大きい包みで中は空
意味:ほら吹き

「pagar makan tanaman padi」
直訳:垣根が稲を害する
意味:送り狼



私がこの中で気に入っているのは、「otak udang(エビの脳みそ)」です。初めて聞いた時、思わず笑ってしまいました。ちょっとエビに失礼ですよね…?(実際にこの言葉が使われているのはまだ聞いたことがないですが、もし言われてしまったらショック(泣)ですね…)

1 件のコメント:

  1. 直接的な表現で面白いですね。眼と眼は、映画(ドラマ)の見すぎでは?なんて思っちゃいますね。

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